マイアミ総領事館より 感染症広域情報の更新

2016年11月22日
在マイアミ日本国総領事館

本日、外務省は感染症広域情報(ジカウイルス感染症に関する危険情報の取り下げ)を発出しました。
詳細を当館HPに掲載(http://www.miami.us.emb-japan.go.jp/files/000205788.pdf)しておりますので是非御覧下さい。なお、今回の情報のポイントは以下のとおりですが、当地におけるジカウイルス感染のリスクは引き続きありますので、これまでと同様、蚊に刺されないようにするなどの対策を講じることをお勧めします。

【ポイント】
●世界保健機関(WHO)が、ジカウイルスと小頭症及び神経障害に関する第5回緊急委員会を開催し、ジカウイルス流行地域における小頭症及び神経障害の集団発生について「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC, Public Health Emergency of International Concern)」の終了を宣言しました。
●WHOによるPHEICの終了宣言を受け、外務省は、2016年2月2日以降発出を継続してきた感染症危険情報を取り下げました。一方で、ジカウイルスは、妊娠中に感染すると胎児に小頭症等の先天性障害を引き起こす可能性があり、発生国・地域に渡航・滞在する際には、厳重な防蚊対策を講じるなど引き続き注意が必要です。
●特に妊娠中又は妊娠予定の方は、可能な限り発生国への渡航をお控えください。やむを得ず渡航する場合、既に現地に滞在している場合は、防蚊対策に努めるとともに、性行為感染のリスクも考慮し、パートナーとともに、症状の有無にかかわらず、コンドームを使用する、性行為を控えるなど、必要な対策を講じることをおすすめします。
●最近では新たに、パラオ及びカリブ海の英領モントセラトでも発生が確認されました。




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